最近、映画館で映画を観ましたか?
映画館がすっっごく空いているので、心配なんです。近頃、立て続けにおもしろい邦画を観たので簡単レビュー。ぜひ映画館に足を運んでみてくださいね~。
映画『さかなのこ』は想像以上にグッと来た!
まずは、2022年9月1日から公開されている『さかなのこ』。あの、さかなクンの人生を描いた映画です。『さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生!』という本が原作です。
さかなが大好きなさかなクンが、たくさんの人に支えられて「好き」を大事にして生きてきた、おもしろくて、ちょっとせつなくもあるストーリーでした。
私は大好きなものがある人がとってもうらやましいのです。あこがれるのです。自分にも、あんな風に「大大大好き」なものがあったらなぁと。「まあまあ好き」はいっぱいあるんだけどなあ(笑)
さかなクンと世代が少し近いのもあって全体的に懐かしさもあり、パスカルズの音楽も心地よく♪…本当にいい時間を過ごせました。のんさんがさかなクンを演じてるのもサイコー。
子どもたち(特に学校が苦手な子たち)や学校の先生、子育て中のみなさんにも観てぜひ欲しい映画です。
価格:3,364円 |
さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生! (講談社青い鳥文庫) [ さかなクン ] 価格:902円 |
映画『川っぺりムコリッタ』は奥が深し…
次は、2022年9月16日から上映している『川っぺりムコリッタ』。こちらは荻上直子監督最新作です。
荻上監督といえば、「映画 かもめ食堂」「映画 めがね」が有名でしょうか。どちらも大好きな映画で当時も劇場で観ましたし、DVDなどでも何度も観ているリピート映画です。「バーバー吉野」も好きだなあ。
今回は原作も荻上直子監督で、どんなほっこりな映画なんだろうと思いきや、いや~深すぎましたし、泣きました。
キャストも、大好きな松山ケンイチさんや満島ひかりさんをはじめ、すごい人ばかり。薬師丸ひろ子さんの声も素晴らしくて鳥肌が…。
しかも、タイトルの「川っぺりムコリッタ」がとにかく秀逸です。
生と死の間にある時間を、ムコリッタという
仏教の時間の単位に当てはめてみた。
映画『川っぺりムコリッタ』公式サイト 荻上直子
ムコリッタ(牟呼栗多)は仏教の時間の単位のひとつ(1/30日=48分)を表す仏教用語で、ささやかな幸せなどを意味するそうです。
ちなみに、こちらも音楽はパスカルズなんですよね。
知久さんは出演もされていて、こちらもかなり癒されます。
とりあえず、観終わったらごはん食べたくなるはず~(笑)
川っぺりムコリッタ スタンダード・エディション [ 松山ケンイチ ] 価格:3,344円 |
とにかく映画館で観て~
最近は、映画もAmazonプライムやNetflixで観る人も多いと思います。私も以前より映画館に行く回数も減ったかな~と思いますが、それでもやっぱり劇場で観るのはなんだか特別感があっていいなあ。
『さかなのこ』も『川っぺりムコリッタ』も本当に味わい深い映画です。音楽を楽しむという意味でも、ぜひ劇場で観て欲しいなと思います!